盒(ごう)
登録番号 |
R023505 |
時代‧年代 |
隋唐 |
材質 |
磁 |
遺跡名 |
殷墟小屯遺跡 243号墓 |
遺跡所在地 |
中国河南省安陽県小屯村 |
寸法 |
高1.9cm 幅7.8cm 奥行5.8cm |
概要
本磁製盒は長方形で単色無文、上下を嵌めて一体となる形状を成す。器表は青釉を帯びた乳白色で施されている。施釉箇所は上蓋部の外表上部3/2、下盒の下部3/2に限られており、内部は無釉である。磁製盒は隋唐墓中によく見られ、唐宋期では多くが脂粉盒や香盒として使用されていた。長方形の磁製盒は珍しく、通常は円形を成し、刻花や印花文で飾られるのが一般的である。