玉象

登録番号 R009103
時代‧年代 殷代
材質
遺跡名 殷墟西北岡遺跡 1728号坑
遺跡所在地 中国河南省安陽県侯家莊
寸法 長3.7cm 幅2.3cm 高0.7cm

概要

象形の玉飾である。黄緑色でやや曇りのある組織を持つ玉は滑らかで、良く磨き込んである。片面は全体が灰褐色の斑があり、もう片面には褐色の斑がある。背部は広く平らで、身体は扁平である。象鼻は穿孔表現によって巻き込んだ様子を表現し、器身のあちこちには単線の陰刻によって紋様をあしらっている。縦向きの「臣」字形の眼、大耳、四足、尾などを巧みに刻んでおり、ミニサイズながら精緻な作りとなっている。
このページをシェアする