トルコ石象嵌獣面
登録番号 | R001195 |
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時代‧年代 | 殷代 |
材質 | 青銅 |
遺跡名 | 殷墟西北岡遺跡 2017号車馬坑 |
遺跡所在地 | 中国河南省安陽県侯家莊 |
寸法 | 長8.2cm 幅9.3cm 高1.8cm |
概要
殷墟西北岡2017号の車馬坑内に馬頭骨・青銅製馬羈装飾が二組埋蔵されており、本器は馬用冠飾であると考えられる。青銅に獣面図の輪郭線を鋳出し、切断したトルコ石が象眼されている。眼球はトルコ石を半円形に切断後研磨したものを使用しており、器表から突起する姿が生々たる印象を与えている。また、器物背面にX型に交差した釣手を有し、皮革を通して結び、馬額に装飾出来る構造となっている。本器は坑内で最も美しく完璧な形状を保つ作品である。