侈口束頸円腹凹底罐

登録番号 T0030039
時代‧年代 金石併用時代
材質
遺跡名 十三行遺跡 E区 5号墓
遺跡所在地 新北市八里区頂罟里
寸法 高13.2cm 口径10.7cm 厚0.5cm

概要

本墓からは、本器とともに、珠(たま)による装身具も出土しております。本器は赤褐色を呈する砂混じりの土器(夾砂陶)で、口部は外側に大きく開き(侈口)、頸部はくびれ(束頸)、胴部は丸みを帯び(円腹)、底部は凹む形状(凹底)を呈しております。口縁部には、6本の直線を一組とした線刻文様が複数組施されており、口部周囲には4周にわたる異なる線刻文様帯が巡らされ、その下方には圏点文(けんてんもん)が組み合わされております。胴部には、貼付文(ちょうふもん)の技法によって、同一の文様帯が3組彫り込まれております。その工芸技術は極めて特殊かつ精緻であり、文化的な代表性を有するものとして、台湾の先史文化においては他に類を見ない作例とされております。

1. 侈口(しこう)
口部がラッパ状に大きく外側へ開いた特徴を指します。
2. 貼付文(ちょうふもん)
器の胴部表面に薄い泥片を貼り付け、その泥片がまだ半乾きの状態にあるうちに文様を施す技法でございます。
3. 輪修痕(りんしゅうこん)
口部および底部付近にのみ見られる平行線状の痕跡でございます。製作時に、手動で回転させる器具の上に土器を置いて調整した際に生じた痕跡と推測されますが、これをもって直ちに「轆轤(ろくろ)成形」の確証とすることはできません。

(本文の日本語訳は、AI(Anthropic Claude)による翻訳協力のもと。)
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