侈口束頸円腹圏足瓶

登録番号 T0030043
時代‧年代 金石併用時代
材質
遺跡名 十三行遺跡 H区 1号墓
遺跡所在地 新北市八里区頂罟里
寸法 高19.4cm 口径9.1cm 厚0.6cm

概要

本作は、赤褐色を呈する砂混じりの土器(夾砂陶)でございます。口部は外側に大きく開き(侈口)、頸部はくびれ(束頸)、胴部は丸みを帯びた形状(円腹)を呈しております。底部の圏足は失われており、わずかにその接合の痕跡が残るのみでございます。口部の内側にはろくろによる調整痕(輪修痕)が認められます。口縁部および頸部には、3本から6本の直線を一組とした線刻文様の帯が施されており、頸部の文様帯の間には、3本を一組とした幅広の擦痕文(さっこんもん)が見られます。本器の胎質は、十三行遺跡において主流を占める土器の類に属するものでございますが、その技法および文様は極めて特殊であり、台湾の先史文化においては稀少な事例とされております。

1. 侈口(しこう)
口部がラッパ状に大きく外側へ開いた特徴を指します。

2. 圏足(けんそく)
現存せず、わずかにその接合の痕跡が残るのみでございます。

3. 輪修痕(りんしゅうこん)
口部および底部付近にのみ見られる平行線状の痕跡でございます。製作時に、手動で回転させる器具の上に土器を置いて調整した際に生じた痕跡と推測されますが、これをもって直ちに「轆轤(ろくろ)成形」の確証とすることはできません。


(本文の日本語訳は、AI(Anthropic Claude)による翻訳協力のもと。)

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