朱書入り亀背甲
| 登録番号 | R041291 |
|---|---|
| 時代‧年代 | 殷代 |
| 材質 | 骨 |
| 遺跡名 | 殷墟小屯遺跡 127号土坑 |
| 遺跡所在地 | 中国河南省安陽県小屯村 |
| 寸法 | 長35.3cm 幅14.9cm |
概要
本作は、殷墟遺跡・小屯(しょうとん)127号灰坑(かいこう)より出土した甲骨文であり、商王武丁(ぶてい)の治世に属するものでございます。腹甲に刻された卜辞が一般的である中、本作は亀の背甲(甲羅の部分)を載体とする、比較的稀少な卜辞の一例であり、亀の背甲の半分にあたる部分でございます。占卜に先立ち、亀甲あるいは獣骨の裏面に鑽鑿(さんさく/穴を穿つ加工)が施され、占卜の際にはその鑽鑿の箇所を火で炙ることにより、表面に「卜」の字形をなす卜兆(ぼくちょう)が生じます。この卜兆の形状をもって吉凶が判断され、その後、占卜の内容(命辞)が文字として刻されました。本甲骨における占卜の内容は、一つには天候に関するものであり、その主宰者は上帝(じょうてい)とされております。今一つは、殷王が赴くべき目的地についての決断に関わるものでございます。亀背甲の裏面には、朱によって書かれた文字(朱書)が混じって見られます。
(本文の日本語訳は、AI(Anthropic Claude)による翻訳協力のもと。)
(本文の日本語訳は、AI(Anthropic Claude)による翻訳協力のもと。)